クロスワードパズルがメインの仕事
クロスワードパズルを作るプロのパズル作家は、以前はあまり知られていない職業でしたが、主婦が自宅でパズルを作っている様子が何度もテレビで放送されたことから、副業で始める人が増えました。
パズル作家は雑誌やパズル専門誌で出題される漢字パズル、間違い探し、ナンクロなどを作成する仕事です。たくさんの種類があるパズルの中でもクロスワードパズルの需要が高いです。
書店ではクロスワードパズルやなぞなぞの専門コーナーができているくらい人気のジャンルですし、パズル専門誌ではなくても掲載している雑誌はたくさんあります。
出版社にある編集部のスタッフが時間をかけて考えるよりも、クイズが好きな主婦に考えてもらったほうが効率的だったりもするため、パズル作家という職業が成り立っています。
パズル1つで2,000~1万円くらい貰える
各出版社は投稿作品に力を入れています。プロ顔負けのおもしろいクイズも多く、実際のところ読者投稿のパズルが半分以上を占める雑誌も販売しているくらいです。
クロスワードパズルでは1つの作品で2,000~1万円くらいが貰えます。医療や育児のような専門性の高さとマスの多さで金額も変わってきますが、大抵はこのくらいの報酬額です。
パズル作家は在宅で自分のペースで仕事ができることも魅力的です。シンプルな作品であれば1時間もかかりませんし、マス目が多いなら3時間くらいは没頭すると完成します。
ただし、人気が高いために未経験者で今からパズル作家を始めようと思っても、採用される難易度は高く、狭き門となっています。
副業でパズル作家を始める手順
クロスワードパズルなどのお題は時事ネタのほうが人気が強く、新聞やニュースの知識は欠かせないでしょう。
在宅でのんびりできるイメージもありますが、雑誌は発売までのスピードが速いです。企業の要望に素早く応えられるできるように、いつでも仕事を受注できるようにしましょう。
パズル作家の仕事の流れは下記のようになります。まずはすでに作ったことがある経験が必要です。いくつか試しに作成してみてから、出版社なども応募することも目標にしましょう。
専門誌に作品を応募したり、編集者にアプローチしたり、専門会社にアルバイトとして登録します。
もしくはクラウドソーシングサービスなどで、パズル系の案件が掲載されることがあります。
ネットでも「パズル作家をご希望の方は、下記の住所までプロフィールと作品をお送りください」といった企業のサイトが見つかったりもします。
初めのうちは仕事は1カ月に数件あれば良いほうです。あとは実力次第で直接出版社から仕事が貰えます。
作成が完了したら、出版社にメールやファイル便で納品します。
企業がデータを確認し、承認されれば報酬が振り込まれます。
各パズルともインターネットで検索すると、作り方を紹介しているサイトが見つかります。初心者でも1度コツを覚えると、紙とペンがあれば、いつでもどこでも仕事ができます。
本格的にクロスワードパズルを作成するならば、クロスワードパズルを作成するための辞典が役立ちますし、プロを目指したい人にはクロスワードパズル作成の養成講座もあります。
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